アルゼンチンでの活動
2023年11月にアルゼンチンで開催されたドワーフサッカーワールドカップに日本体育大学学生、日本体育大学大学院学生2名を含む軟骨無形成症当事者3名が参加。
アルゼンチン、スペイン、フランスの選手・指導者と混成チームが編成され、公式リーグに出場した。3試合が行われ、ブラジルとの初戦では9-0と大差で完敗であったが、パラグアイとの最終戦では、2-0と惜敗であった。練習期間はなく、サッカー経験者が少ない中での出場ではあったものの、幼い頃から運動をしてきたことで培ってきた海外選手のスピード、フィジカルを、身を持って体験する。
すぐに世界と渡り合える選手を育てチームを作るというのは難しいが、5年後、10年後を見据え、軟骨無形成症の子どもたちにサッカーを通じて、スポーツや運動をする大切さや楽しさを知ってもらい、選手を育成することが重要であると痛感した。